『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編は、現行のNintendo Switchには“大きすぎる”かもしれないと専門家が指摘

続編もまたクロスジェネレーションタイトルに?

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『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編は、現時点では未発表の新しい任天堂コンソールで発売されるのだろうか? 一部の技術関係の専門家の予想によれば、これまでに公開された続編からの映像に基づくと、その可能性があるという。

Digital Foundryの動画で(最初の報道はGamesRadar)、リチャード・リードベター、ジョン・リンネマン、アレックス・バッタリアの3人が直近の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』続編の映像を分析し、この作品が現行のSwitchハードウェアで動作するには大きすぎるかもしれないことを示す、いくつかの事実を指摘した。

リンネマンはこう語った。「このトレーラーは、画質が非常に良いという点で興味深かったです。1作目と比較して全般的に鮮明でクリアになっていて、少し驚きました」

バッタリアは具体的な内容に踏み込んで話し、映像の中で見られる雲の描画は、2017年発売の現行のSwitchで実行するには難しいだろうと指摘。完璧なアンチエイリアスをしつつカットが切れるのはXbox Series Xですら苦戦していることだと語った。

「Switchの次世代機という可能性もありますし、ただトレーラーを高解像度でレンダリングしただけ、という可能性もあります」とバッタリアは言う。

しかしながら、任天堂は基本的に製品版より高品質な設定でトレーラーをリリースすることはないと、出演者らはすぐさま指摘した。

ここで注意すべきなのは、初代『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』がもともとWii Uのゲームとして開発されたことだ。そのため、現在Switchでのみ予定されている続編でビジュアル面の向上が見られるのは想定内である。とはいえ、3Dの「ゼルダ」の大作がプラットフォームをまたいで発売された例は過去にもあった。『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』はゲームキューブとWiiを、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はWii UとSwitchをまたぐタイトルだった。

「Switch Pro」の噂はここ何年もネット上でささやかれている。しかし、2017年に初代Switchを発売して以来、任天堂はまだそのハイエンド版を発売していない。最大の動きは昨年10月に発売されたSwitchの有機ELモデルであり、携帯モードまたはテーブルモードを主に使うプレイヤーにとってはアップグレードとなった。

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編は最近、2023年春への延期が発表された。その発表でプロデューサーの青沼英二は、「続編での体験を特別なものにするべく、開発チーム一同、引き続き総力を挙げて取り組んでいきますので、どうか今しばらくお待ちください」と述べていた。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

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ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

Nintendo Entertainment Planning & Development | 2023年5月12日
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